成果のオープンソース公開
プロジェクトの成果を広く利用して頂くために、いくつかのソフトウェアをオープンソースとして公開致しました。現在公開しているのは以下の2つです。 i360 : 360動画配信/受信ソフトウェア fCOPSS : 名前ベースのPublish/Subscribeソフトウェア 今後も準備ができ次第、公開するソフトウェアを増やしていきます。 http://github.com/ICN2020
プロジェクトの成果を広く利用して頂くために、いくつかのソフトウェアをオープンソースとして公開致しました。現在公開しているのは以下の2つです。 i360 : 360動画配信/受信ソフトウェア fCOPSS : 名前ベースのPublish/Subscribeソフトウェア 今後も準備ができ次第、公開するソフトウェアを増やしていきます。 http://github.com/ICN2020
2019年3月6日、電子情報処理学会ICN研究会の1セッションを用いて、ICN2020プロジェクトの成果に関してWorkshop形式で紹介しました。講演者とタイトルは以下の通りです。多くの参加者に参加いただき、本プロジェクトの成果を紹介できたと思います。 ICN2020 Project overview Mayutan Arumaithurai (University of Göttingen) Named Object Discovery and Consumption in ICN Onur Ascigil (University College London) Compute-First Networking — Integrating Computing and Networking Dirk Kutscher (University of Applied Sciences Emden/Leer) Considerations for naming in a disaster ready network Börje Ohlman (Ericsson) さらに、本会合に続いて、プロジェクトの定例会合を行い、プロジェクトの終わりに向けたマイルストーンの確認を行いました。ATRの浅見所長にも参加いただき、有意義なご意見をいただきました。
2018年12月10日と11日の2日間、フランス パリのCisco France本社にてICN2020プロジェクトの定例ミーティングを行いました。本会合では、プロジェクトの終了に向けて、VideoとIoTの2つのアプリに関して実証実験のシナリオとスケジュール、ならびにプロジェクト成果のアウトプット方法について議論を行いました。また、今回アドバイザリ委員のATR浅見様にも参加いただき、有意義なコメントを多く頂きました。
2018年12月3日にオーストリア ウィーンで開催された第7回日欧国際共同研究ジンポジウムにて、ICN2020プロジェクトの成果について講演いたしました。本シンポジウムは、日欧国際共同研究プロジェクトの成果や計画についての共有と、将来の国際連携のテーマについて議論する会議となっています。
ネットワークプロトコルに関するカンファレンスであるIEEE International Conference on Network Protocol (IEEE ICNP 2018)、2018/9/24から9/28の4日間、イギリスのケンブリッジ大学にて開催されました。本国際会議の運営にはICN2020のプロジェクトメンバが大きく参与しました。 本国際学術会議は、世界中から100名近くの参加があり、35本のフルペーパー、8本のポスターに1本のデモが発表され、活発な議論がなされました。ICN2020プロジェクトの成果として、通信遅延の大きな日欧ICNテストベッドにおけるリンク利用効率の向上手法としてICN高速化プロキシに関する発表を行いました。
ICNに関するカンファレンスであるACM 5th International Conference on Information Centric Networking (ACM ICN 2018)が、2018/9/21から9/23の3日間、アメリカのボストンにて開催されました。 本国際学術会議は、世界中から100名以上の参加があり、14本のフルペーパー、3本のショートペーパー、11本のポスターに8本のデモが発表され、活発な議論がなされました。ICN2020プロジェクトの成果についても、ICNパケット転送のオーバーヘッド解析、ICN上でのプライバシーに関する提案、360度パノラマ映像を用いたネットワーク内処理のデモなど、多岐に渡って発表いたしました。 次回のACM ICN 2019は香港で開催されます。
6月12日から15日の間、ドイツのハノーファーで開催されたイノベーションとデジタル化に関連した、世界最大級のIT展示会CEBIT2018に、ICNを用いたVR映像のライブストリーミングについてデモ展示を行いました。CEBIT2018は、商業と社会のデジタル化への移行にスポットライトを当て、d!conomy, d!talk, d!tec, d!campasの4つのセクションに別れ、展示、講演、人的交流機会、ステージ上でのパフォーマンスなど多岐に渡るイベントでした。Facebook, Intel, SAPなどの主要企業をはじめとして200社を超える企業が参加し、約120,000人がこのイベントを訪れました。 ICN2020プロジェクトでは、欧州側の共同研究機関であるゲッチンゲン大学・ローマ大学と協力し、360度ビデオのICNによる配信に関する技術をデモ展示いたしました。本内容は、昨年度ACM ICNでデモを行った内容と技術的には同等ですが、より一般向けのデモとしてわかりやすく改良したデモになっています。デモは、ホール16/17のニーダーザクセン州のブースに展示しました。我々のプロジェクトの普及において大変成功したイベントであり、州科学文化大臣のHerr Björn Thümler氏など様々な方の来訪を受けました。 ※ 撮影環境があまり良くなかったため、ノイズフィルタリングをかけていますが、音声がかなり聞き取りにくくなっています。
2018/3/24と3/25の2日間、大阪大学中之島センターにてICN2020プロジェクトの日欧定例ミーティングを開催しました。本会合では各機関での研究テーマと進捗について共有するとともに、VideoとIoT/Socialの2つのユースケースシナリオについて、どのようにして機関間のコラボレーションを行うか議論をおこないました。今回のF2Fミーティングで合意した内容を継続させるために月1度の電話会議で定期的に進捗確認と議論を行う予定です。
ICNに関するカンファレンスであるACM 4th International Conference on Information Centric Networking (ACM ICN 2017)が、2017/9/26から9/28の2日間、ドイツのベルリンにて開催されました。本国際会議の運営にはICN2020のプロジェクトメンバが大きく参与しました。 本国際学術会議は、世界中から100名以上の参加があり、11本のフルペーパー、8本のショートペーパー、13本のポスターに12本のデモが発表され、活発な議論がなされました。ICN2020プロジェクトの成果についても、高速なICNルーター、仮想化技術を用いたICNテストベッド環境、キーワードベースのIoTプラットフォーム、再暗号化技術によるアクセス制御、ICNによる360度パノラマ映像のライブ配信デモなど、多岐に渡って発表いたしました。 次回のACM ICN 2018はボストンで開催されます。
2017/10/3から10/6までの4日間にかけて、ICN2020プロジェクトの定例会合ならびに第1回のレビューミーティングが東京で開催されました。レビューワーから多くの有意義なコメントを頂き、プロジェクトとして更なる成果をだせるように取り組むこととなります。